初診の患者さんには、様々の検査をさせていただきます。当然、検査の前に問診をさせていただき、話の中からどのような姿勢が多く、どのような動きを良くされていて、どのような筋肉を良く使われていてるのかなどを探っていきます。普段の生活での、食事や嗜好品、睡眠、飲酒量、喫煙など様々確認させていただきます。
それらを踏まえたうえで、視診をしながら身体のランドマークのチェックをします。後方から、後頭部の高さ・耳の下端の高さ・肩峰の高さ・下角の高さ・背中の盛上り・腸骨稜・上後腸骨棘の高さ・挫骨の高さ・臀部の形など左右差をを確認していきます。
上方から耳の前面の位置関係や肩峰の位置関係を確認したり、側方から重心線とのズレを確認したり上前腸骨棘と上後腸骨棘との位置関係を確認したりします。
これらの検査で、その段階での身体の歪みを把握していきます。
この次の段階として、立位での動作チェックを行っていきます。